高岡市は、毎年5月1日の国重要有形・無形民俗文化財「高岡御車山(みくるまやま)祭」と、5月15日の「伏木曳山(ひきやま)祭」のポスターを各2170枚作った。県内外の旅行代理店や宿泊施設、JR西日本各支社など合わせて約700カ所に配ってアピールする。
いずれもB全判とA全判を用意した。高岡御車山祭は「名工の技 町衆の誇り 心を動かす時代絵巻」をコンセプトに、一番街通の山車の車輪をメーンに配置し、装飾の美しさや技の巧みさをPR。小馬出町などの山車が、国の重要伝統的建造物群保存地区(重伝建地区)に選定されている山町筋を華やかに練る様子も目を引く。
伏木曳山祭は、ちょうちん山車同士が激しくぶつかり合う「かっちゃ」のシーンの写真を使用。揺れ動くちょうちんから祭りの迫力が伝わる。大きな「けんか山」の文字と共に「ヤマ激走、衝撃も走る」のPRコンセプトを入れた。