能登産の日本酒造りに取り組む農業法人と酒造会社、学生グループの関係者が20日、石川県庁に谷本正憲知事を訪ね、完成した日本酒を披露した。谷本知事は味を確かめ、「飲みやすい」と感想を話した。
「ゆめうらら」(志賀町)の裏貴大社長、数馬酒造(能登町)の数馬嘉一郎社長、学生グループ「Nプロジェクト」の又木実信代表(金大大学院1年)らは、若者の消費拡大へ学生から好みの味を聞き取り、学生が酒の仕込みに参加したと説明した。来シーズンは、志賀町の耕作放棄地で栽培した酒米を使い、新成人も酒造りに参加する。