あぶりもちを買い求める参拝者=金沢市野町2丁目の神明宮

あぶりもちを買い求める参拝者=金沢市野町2丁目の神明宮

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「あぶりもち」続々買い求め 金沢・神明宮で神事

北國新聞(2024年5月16日)

 藩政期から300年以上続く「あぶりもち神事」が15日、金沢市野町2丁目の神明宮で3日間の日程で始まり、参拝者が無病息災を願って続々と餅を買い求めた。

 餅は、おはらいに使う「御幣(ごへい)」の形を模して串に刺され、甘辛いみそだれをかけた食用と、家に飾って厄よけとする「家守(いえまもり)」が用意された。同日は神前であぶりもちをこしらえる奉納式も行われた。

 加藤明代禰宜(ねぎ)は能登半島地震に触れ「あぶりもちを味わって一年の無事を願ってほしい」と話した。神事は毎年5月と10月に営まれている。17日まで。

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