高岡市身体障害者協会が、富山福祉短大学生の協力で作成を進めてきた障害者向けの高岡の観光地紹介地図「ユニバーサルデザインマップ高岡」が完成し23日、市役所で披露された。
マップはA4判8ページで、観音開きのように広げる形式。市内の寺社や史跡、公共施設などのスロープやトイレ設置といったバリアフリーの状況を掲載した。高岡古城公園の車いすに散策お薦めコース、障害者に対応したサービスを行っている市内の宿泊施設も載せた。
3千部を作成し、1都6県の新幹線沿線の身障者協会、観光協会などに配る。沼会長は「高岡にぜひ来て歴史を楽しんでほしい」と話している。