砺波市庄川地域と南砺市井波地域の観光スポットを紹介する地図が完成した。北陸新幹線開業に合わせ、庄川峡観光協同組合と南砺市観光協会井波支部が行政の枠組みを超えて、多彩な観光資源をＰＲしようと取り組んだ。今後も季節や分野ごとに地図を製作する。

　両団体の関係者が６日、砺波市庄川町金屋の庄川水記念公園でお披露目した。

　地図はＡ３判で、「みち草かたり草　庄川・井波のおたのしみマップ」と名付けた。庄川地域の小牧ダム、庄川水記念公園、アユ料理店、金屋石採掘跡など、井波地域では瑞泉寺、井波彫刻総合会館、越中一宮高瀬神社、閑乗寺公園など約１００の観光スポットを盛り込み、イラストを添えた。２万部製作し、県内外の観光施設、旅館、飲食店などに配布する。