北陸新幹線開業に合わせ、氷見市北大町のひみ番屋街にあるレストラン番屋亭は23日、リニューアルオープンした。座席数を1.5倍にしたのをはじめ、富山湾を一望できる窓にするなど内装を一新し、団体客を迎え入れる。
年明けから工事を行い、座席数は1階64席、2階120席の計184席と改修前に比べ60席余り増えた。内装は漁師の作業小屋「番屋」をイメージし、漁船の集魚灯のような照明に変更。2階は海側を全てガラス窓とし、オーシャンビューが楽しめる。
番屋亭は2012年秋のひみ番屋街開業と同時に開店し、海の幸を使ったメニューを中心に提供。これまでは100人規模の団体客を断るケースがあったものの、最大180人まで対応できるようになった。
番屋街南側にトイレも新設した。運営する氷見まちづくりは「団体客を受け入れることで、各テナントにも経済効果を波及させたい」としている。問い合わせは同社、電話0766(72)3400。