石動曳山祭のポスター

石動曳山祭のポスター

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小矢部の三大祭ポスター完成 新幹線で見に来て

北日本新聞(2015年4月15日)

 小矢部市が三大祭としてアピールしている「石動曳山(ひきやま)祭」(29日)、「おやべの獅子舞祭」の獅子舞大共演会(5月24日)、「津沢夜高あんどん祭」(6月5、6日)のことしのポスターができた。各主催団体は北陸新幹線開業でさらなる誘客を目指している。

■石動曳山祭 黒背景に花山車勢ぞろい
 石動曳山祭は、桃山時代の美術工芸の粋を集めた絢爛(けんらん)豪華な11本の花山車(はなやま)が市中心部を練る。夕方にはちょうちんをともした姿に変わり、市商工会館前に勢ぞろいするとライトアップされる。ポスターは昨年と同じデザインで、勢ぞろいした花山車がライトアップされた写真が、黒を基調とした背景に浮き立つように使われている。石動曳山連盟がB2判を600枚作った。

■おやべの獅子舞祭 開催拡大、午前から
 20回記念となる獅子舞大共演会は、おやべの獅子舞祭のメーン行事。節目のことしは例年の午後開催を午前からに拡大し、会場の市商工会館前では8団体が舞を披露する。ポスターは市獅子舞連合会が作り、昨年の写真をちりばめた。市中心部の観音寺で26の町内の獅子方が奉納する石動天神獅子舞祭(5月23、24日)についても紹介した。B1判で、500枚刷った。

■津沢夜高あんどん祭 3年ぶりデザイン一新
 津沢夜高あんどん祭は、津沢地区で開かれ、大中小21基のあんどんの練り回しや大あんどんのぶつかり合いを行う。ポスターは津沢夜高行燈(あんどん)保存会が3年ぶりにデザインを一新。列をなす色鮮やかなあんどんの写真を大きく使い、中央下には7保存会の大あんどんの写真7枚を並べた。A1判、1200枚を作った。津沢の場所を示す地図には、遠方から訪れる見物客を意識し、北陸新幹線のJR新高岡駅や東海北陸自動車道の南砺スマートインターチェンジも入れた。

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