29枚の帆を全て張った帆船海王丸=海王丸パーク

29枚の帆を全て張った帆船海王丸=海王丸パーク

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優美、純白の「貴婦人」 海王丸が総帆展帆

北日本新聞(2015年4月20日)

 帆船(はんせん)海王丸の全ての帆を広げる「総帆展帆(そうはんてんぱん)」が19日、射水市海王町(新湊)の海王丸パークで行われた。本年度初めての総帆展帆で、海王丸の乗組員らが縫って作った真新しい帆が初お披露目された。

 海王丸には29枚の帆があり、その総面積は2050平方メートル、約1245畳分になる。帆を全て広げた姿は白い船体と相まって美しく「海の貴婦人」とも呼ばれる。

 この日は展帆ボランティアらが斎藤重信船長の号令で帆を張った。小雨が降る中、大勢の親子連れらが訪れ、迫力ある帆船に見入っていた。

 総帆展帆は1年に10回予定しており、次回は5月5日。問い合わせは伏木富山港・海王丸財団、電話0766(82)5181。

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