ゴールデンウイーク後半の5連休がスタートした2日、福井県内は各地で好天に恵まれた。鯖江市西山公園ではツツジが満開を迎え、ピンクや白、赤色で埋め尽くされた公園の散策を楽しむ人の姿が見られた。
公園にはヒラドツツジを中心に11種類計約5万株のツツジが植えられ、日本海側随一の名所として知られる。
市は2日に満開を宣言。この日は朝から、住民らがツツジを観賞しながら芝生広場をのんびり散歩していた。日が高くなるころには大勢の人が訪れ、カメラを手にツツジの間に設けられた遊歩道を歩いたり、芝生広場で寝転んだりして、花いっぱいの景色を満喫していた。鯖江観光協会によると満開は1週間ほど続く。
3日は同公園と周辺で、さばえつつじまつり(福井新聞社共催)が開幕。飲食のテントや物産市場、吹奏楽演奏など多彩な催しがある。まつりは5日まで。