シャクヤクが満開になり、甘い香りが漂う花畑

シャクヤクが満開になり、甘い香りが漂う花畑

長野県 伊那路 花・紅葉

シャクヤク、色鮮やか3000本 駒ケ根「健康の森」で見頃

信濃毎日新聞(2015年5月31日)

 駒ケ根市赤穂の養命酒製造駒ケ根工場にある「健康の森」で、約3千本のシャクヤクが咲き誇っている。30日は「芍薬(しゃくやく)フェスタ」が始まり、家族連れなどでにぎわった。例年より1週間以上早く開花しており、見頃はあと数日という。

 シャクヤクの根は養命酒に使う14種類の生薬の一つ。地域の人に身近に感じてもらおうと10年以上前に植え、毎年、無料開放している。伊那市東春近の会社員伊藤いつ美さん(29)は、祖母の春日久子さん(89)と2人で初めて訪れた。「こんなにたくさん咲いていると思わなかった。趣味で描いている絵の参考にしたい」と写真を撮っていた。

 周辺では、花が淡い青色の「キャットミント」も満開になっている。31日は午前11時から、ピアノの音色に合わせて即興でフラワーアレンジメントをするフラワーショーがある。芍薬フェスタは6月7日まで。期間中、健康の森にあるカフェで限定メニューなどを楽しめる。

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