光を放ちながら乱舞するゲンジボタル。高架橋の上の光跡は北陸新幹線の明かり=高岡市内(感度ISO800、絞りF8で30秒露光、写真部部長デスク・垣地信治撮影)

光を放ちながら乱舞するゲンジボタル。高架橋の上の光跡は北陸新幹線の明かり=高岡市内(感度ISO800、絞りF8で30秒露光、写真部部長デスク・垣地信治撮影)

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ホタルと新幹線共演 高岡

北日本新聞(2015年6月2日)

 高岡市西部の田園地帯を流れる用水で1日夜、ゲンジボタルが乱舞し、住民たちが幻想的な光に見入った。

 この日は午後8時すぎからホタルが舞い始めた。用水のそばには、北陸新幹線の高架橋があり、暗闇に数多くのホタルが舞う中、ライトをつけた新幹線が駆け抜けていく光景が見られた。

 付近の農作栄吉さん(72)によると、ホタルは15年ほど前から数が増加。ことしは好天のため、例年より数日、光るのが早いという。「ホタルと新幹線の光が、静と動という感じで不思議。時代が変わってもホタルがすめる環境を守っていきたい」と話した。

 ゲンジボタルは今月末まで観察できる。

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