赤く色づき、食べ頃となったサクランボ=氷見市上田の稲泉農園

赤く色づき、食べ頃となったサクランボ=氷見市上田の稲泉農園

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初夏の味覚鈴なり 氷見でサクランボ収穫

北日本新聞(2015年6月5日)

 氷見市上田(うわだ)の稲泉農園で初夏の味覚、サクランボの収穫が行われている。県内が高気圧に覆われた4日は陽光が差し込む中、農園代表の稲泉修さん(73)と妻の蓉子さん(70)が、たわわに実った赤い実を摘み取った。

 サクランボは粘土質の土や高温多湿の地域では栽培が難しく、県内では生産農家が少ないという。同園では1999年から作付けを始め、5品種25本を自然受粉で栽培している。

 やさしい甘みと適度な酸味が特長の「香夏錦」が、雨よけのビニールハウスいっぱいに枝を広げ、鈴なりに実を付けている。収穫は例年より10日ほど早い。修さんは「とても手間がかかる。出荷の時期を迎えとてもうれしい」と話した。

 農園内のカフェで直売するほか、注文を受け全国に販売している。問い合わせは同農園、電話0766(72)3545。

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