■ヘルシー、きょう6日「民謡祭」で販売
農事組合法人・五箇山特産組合(宮脇廣代表理事)の豆腐店「平家豆腐ねこのくら工房」(南砺市下梨・平)は「五箇山生まれの野菜バーガーとホットドッグ」を新たに作った。肉を使わないヘルシーなファストフードで、6日に五箇山合掌の里(同市菅沼・上平)で開かれる五箇山合掌造り集落世界遺産登録20周年記念の「五箇山民謡祭」で試験的に販売する。
2年前に開発したオリジナル大豆加工品「畑のテリーヌ」「畑のソーセージ」をよりおいしく食べてもらうメニューとして考案し、それぞれを焼いてハンバーガーとホットドッグに使った。テリーヌなどは個体状の豆乳に南砺産のジャガイモ、玉ネギなどを混ぜてあり、合成添加物は入っていない。地元で人気の羽馬製菓(同市下梨)のパンに挟み、南砺産トマトのゼリーをハンバーガーソースに加えた。
開発担当者の細川雅美さんは「肉なしでも食べ応えがあり調和の取れた味に仕上がった。五箇山でファストフードは意外と思うかもしれないが食べてみてほしい」と話す。
好評ならば今後も地元のイベントなどに出品し、五箇山で増えている外国人観光客の需要も視野に入れている。
民謡祭ではハンバーガー350円、ホットドッグ250円で各50食限定で販売する。