武将の木曽義仲を顕彰する団体が集う「全国木曽義仲ゆかりの会小矢部大会」が6日、小矢部市で開かれ、参加者100人が交流を深めた。
ゆかりの会は4県7団体で組織し、大会は2年ごとに開催。小矢部市での大会は12年ぶりで倶利伽羅源平の郷埴生口(同市埴生、上田政一会長)が主管した。
倶利伽羅源平の郷埴生口では市民有志でつくる「義仲・巴(ともえ)くりから座」(嶋田幸恵会長)が倶利伽羅合戦を前に義仲が戦勝祈願した場面を寸劇で披露した。代表者会議で市の担当者が義仲、巴御前を題材にしたNHK大河ドラマの誘致活動などを報告した。次回は2017年に長野県木曽町で開催することを決めた。ほかの義仲顕彰の全国組織と一本化したらどうかという意見もあった。
参加者はおやべメルヘンガイドの案内で埴生護国八幡宮周辺を散策した。
倶利迦羅不動寺に会場を移し、法要の後、各団体の代表が活動などを報告。同寺の五十嵐光峯住職と埴生護国八幡宮の埴生雅章宮司が講演した。