昨年8月のワークショップで張在孝(左)から韓国打楽器を学ぶ中学生ら。ことしは親指ピアノ、合唱と合同で行う

昨年8月のワークショップで張在孝(左)から韓国打楽器を学ぶ中学生ら。ことしは親指ピアノ、合唱と合同で行う

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福野スキヤキ・ミーツ 韓国打楽器などと初コラボ

北日本新聞(2015年6月8日)

 南砺市福野地域で8月下旬に開かれるワールドミュージックの祭典「スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールド」(北日本新聞社共催)で、初の試みとして韓国打楽器、アフリカ伝統の親指ピアノ、合唱の合同ワークショップを開く。開幕日の8月21日、「四半世紀楽団」の名で登場し、オリジナル曲を披露する。

 韓国打楽器、親指ピアノ、合唱の一般市民向けワークショップはそれぞれ2002、07、08年から行われ、多彩な音楽文化の担い手を育てた。受講者らを中心に、韓国打楽器の「サラマレクム!」、親指ピアノの「スキヤキ親指ポロリンズ」、「なんとジュニアコーラス」がつくられ、「スキヤキ」などを舞台に活動してきた。

 それぞれのグループメンバーや受講者から「異分野の音楽も学んでみたい」という要望が高まり、「スキヤキ」が25回目の節目を迎えたことし、初の取り組みとして、3分野合同のワークショップを開くことにした。愛好者の輪を広げるため、初心者の参加も受け付ける。

 南砺市内に滞在しながら、複数ミュージシャンがそれぞれの魅力を融合した音楽をつくり上げる「レジデンス(滞在)企画」で、誕生したグループ「クアトロ・ミニマル」のサカキマンゴー(日本)、張在孝(チャンジェヒョ)(韓国)、フアン・パブロ・ヴィヤ(メキシコ)らが講師を務める。プロデューサーのリバレ・ニコラさんは「コラボの取り組みを市民楽団にも広げ、新文化創造につなげたい」と狙いを込める。

 開催は8月10~14日と19、20日のいずれも午後7~9時。高校生以上が対象で定員15人に達し次第、締め切る。受講料は1万円。

 問い合わせは市福野文化創造センター内の実行委、電話0763(22)1125。

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