「万葉かれい」の天ぷらと空揚げを紹介する川口さん(中央)と沿岸漁業研究会のメンバー(手前)

「万葉かれい」の天ぷらと空揚げを紹介する川口さん(中央)と沿岸漁業研究会のメンバー(手前)

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「万葉かれい」味わって 新湊の料理店であす27日から特別メニュー

北日本新聞(2015年6月26日)

 射水市新湊地域の新たなブランド魚を目指す「万葉かれい」の特別メニューが、27日から同市中央町(新湊)の料理店「さけ・さかな海一(かいち)」で提供される。27、28、7月4、5の各日のランチタイム(午前11時~午後2時)に1日限定8食を1080円で出す。

 「万葉かれい」は新湊近海で捕れるマコガレイ。新湊漁協の若手漁師3人でつくる「沿岸漁業研究会」(東海勝久会長)が、捕ったマコガレイの肉の厚さなどをチェックし、品質の良いものだけを出荷している。

 今シーズンは漁獲量が昨シーズンより多いため、特別メニューの提供を企画。万葉かれいの身の厚さと豊かな風味を生かし、身の薄い普通のカレイでは調理が難しい天ぷらと空揚げに決めた。

 メニューは天ぷらか空揚げに、手打ちそばが付く。それぞれに二度揚げした骨の唐揚げも添える。天ぷらは衣に包まれたふわふわの身を、空揚げは水分が抜けて風味が増した身をそれぞれ楽しめる。骨の空揚げは食感が良く、のどごしの良いそばとの相性がばっちりだ。

 メニューを考案した海一の料理人、川口貴之さん(35)と東海会長(39)は「流通量の少ない万葉かれいのおいしさを多くの人に知ってもらいたい」と話している。

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