飾り付けた特大七夕を引き上げる明元組長(右から2人目)ら=高岡市戸出町

飾り付けた特大七夕を引き上げる明元組長(右から2人目)ら=高岡市戸出町

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戸出で特大七夕飾り付け   高岡・祭り本番へ準備着々

北日本新聞(2015年6月29日)

 7月3日に開幕する「第52回戸出七夕まつり」(北日本新聞社協賛)を前に、特大七夕の設置作業が28日、高岡市戸出地区中心部で行われた。吹き流しやあんどんが通りを華やかに彩り、祭り本番に向けたムードが一気に高まった。

 特大七夕は高さ10メートル以上でちょうちん100個、電球80個以上を取り付けることが条件。出来栄えを競う戸出七夕コンテストの審査対象で、ことしも自治会や児童クラブなど19団体がエントリーする見込みだ。

 この日は祭り前の最終日曜に当たり、朝から多く住民が作業に追われた。12年連続して最高賞に輝いている東町1組は、約30人で高さ約16メートルの竹を飾り付け、滑車を使って通りに掲げた。ご当地キャラを描いた大型ちょうちん、LED(発光ダイオード)約2千球を使用した吹き流しを新たに製作し、明元茂喜組長(60)は「県外から見に来てくれる人もいる。新作の飾りで喜ばせたい」と話す。

 昨年金賞の新田町は、町名をかたどった文字の周囲に流れ星をイメージした電飾を付けた。国道156号の戸出町4丁目交差点に来場者が自由に短冊を結ぶコーナーも設け、祭りの盛り上げに一役買っている。

 祭りは地元の自治会や商工会などでつくる実行委員会(角玄富雄会長)が主催。7日まで、あんどんパレード、民謡踊り街流し、よさこいなど多彩な催しを繰り広げる。

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