氷見市などで繰り広げる「海でつながるプロジェクト」をPRする笹川日本財団会長(右から3人目)や山谷海洋政策担当相(同5人目)ら=都内

氷見市などで繰り広げる「海でつながるプロジェクト」をPRする笹川日本財団会長(右から3人目)や山谷海洋政策担当相(同5人目)ら=都内

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氷見で海の恵み体感 25日からトトタベローネ

北日本新聞(2015年7月3日)

 8月1日に氷見市で行われる「ひみまつり」の実行委員会と日本財団(東京)は7月25~31日、海の恵みを体感するイベント「トトタベローネ氷見」を開催する。島尾海岸やひみ漁業交流館魚々座(ととざ)などを舞台に、魚食文化の体験や水鉄砲ゲーム、地曳(び)き網体験といったさまざまな催しを展開。ひみまつりのプレイベントと位置付け、「魚食文化をリードするまち氷見」を広くアピールする。北日本新聞社が運営に協力する。

 トトタベローネ氷見の名称は、イタリア・ミラノの世界最大級の見本市「ミラノサローネ」から着想した。海のまち、魚のまちを楽しみつくす夏の祭典となる。

 計画では、漁業者と一緒に地曳き網体験をする「アミヒコーネ」や、魚の食文化をまるごと味わう「ヤコーネ」、廃材を利用しオリジナルのいかだ作りをする「ツクローネ」、海洋学習をする「マナボーネ」、水鉄砲をゲームとして楽しむ「キソオーネ」などを予定している。

 日本財団などでつくる「『海の日』特別行事実行委員会」が、ことし20回目となる「海の日」を記念して全国で展開する行事「海でつながるプロジェクト~海に想いを。~」の一環。全国で約70事業が実施され、ひみまつり実行委が申請した事業「トトタベローネ氷見」も採択された。

 同財団の笹川陽平会長が2日、都内で記者会見し「官民挙げて、恩恵を受けている海をしっかりと認識するイベントを日本中で展開し、啓蒙(けいもう)をしたい」とあいさつ。山谷えり子海洋政策担当相は「政府は総合海洋政策を強化しており『海洋王国日本』を目指す。このプロジェクトを成功させたい」と述べた。

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