14日のオープンを前に、ショッピングセンター「イオンモールとなみ」(砺波市中神)は10日、報道関係者向けの内覧会を開き、ファミリーやシニア世代をターゲットにした直営の総合スーパーと専門店計100店が入る施設内を公開した。
県内初出店は28店舗で、うち北陸初出店は17店舗。年間来館者600万人を目指す。
総合スーパー「イオンスタイル」は3世代で買い物が楽しめるよう食料品や衣料、生活雑貨を幅広く扱う。酒販部門はワインや輸入食品など約2千品目を提供し、県内16社の地酒もそろえる。生鮮食料品コーナーでは玉ネギや豚肉など地場産品を充実させる。キッズ専門店「キッズリパブリック」は売り場3400平方メートルに玩具や子ども服、ベビー用品などを集める。
専門店エリアでは三越伊勢丹の小型店「エムアイプラザ」が県内初出店し、百貨店で展開する衣料や化粧品、食品などを扱う。
11~13日は近隣の住民向けに営業し、店内を披露。14日は午前9時から営業する。池田裕明ゼネラルマネージャーは「地元を意識した店づくりで、常に新鮮な話題を提供していく」と話した。
イオンモールとなみの売り場面積は3万3千平方メートル。アピタ砺波店(砺波市太郎丸)の1万8千平方メートルの約1・8倍で、イオンモール高岡(高岡市)の6万2千平方メートルのほぼ半分の規模となる。
県西部では16日に三井アウトレットパーク北陸小矢部(小矢部市)、8月22日に会員制倉庫型量販店コストコ(射水市)と大型商業施設が相次いでオープンする。