北陸初のアウトレットモール「三井アウトレットパーク北陸小矢部」が16日、小矢部市西中野にオープンした。有名ブランドや人気ファッションの衣料品、雑貨など173店が入る巨大施設は初日から、県内を中心に大勢の人が訪れた。
午前9時半からオープニングセレモニーがあり、桜井小矢部市長、三井アウトレットパークのイメージキャラクターを務めるトリンドル玲奈さんがあいさつし、テープカットを行った。
朝方は雨が降るあいにくの天気だったが、開店前に約5千人が列をつくり、同10時の開店と同時にお目当ての店舗に向かった。施設内は、商品を手に取って品定めする人や、多くの買い物袋を持ってフロアを歩く人でにぎわった。
施設は、敷地面積13万平方メートル、店舗面積2万6千平方メートルで完全屋内型の2階建て。173店のうち北陸初進出が81店、アウトレットスタイルによる国内初出店は10店。高さ50メートルの観覧車もあり、家族連れで楽しめる。
営業時間はショップが午前10時~午後8時、レストランが午前11時~午後9時、フードコートが午前10時半~午後8時。7月18~20日と、25、26の両日は特別営業として営業開始時間を30分早める。
三井不動産(東京)が開発し、同社のアウトレットモールは国内13カ所目。年間来客数300万~350万人、売上高170億円を見込む。