第31回庄川水まつりは最終日の2日、砺波市庄川町金屋の庄川水記念公園で、庄川の流れを利用した材木の流送にちなんだ「流木乗り選手権」を行い、約100チームが水上で白熱した戦いを繰り広げた。北日本新聞社後援。
ことしで29回目を迎えた流木乗り選手権では、水に浮かぶ丸太を回転させて相手を落とす。1チーム3人の団体戦で、予選、決勝ともトーナメントで競い合った。丸太の長さは4・6メートルで、予選は直径60センチ、決勝は同45センチのものを使用した。
参加者は対戦相手の足下をうかがいながら丸太を動かすスピードを変えて駆け引きを展開した。全国的に珍しいイベントを見ようと多くの人が来場し、一方が水に落ちて勝負が決まると見物客から歓声が上がった。
よさこいのダンスステージやアユのつかみ捕りなどもあった。庄川では、まつりの連携イベントとして、庄川スポーツクラブ「アユーズ」によるラフティングも行われた。
▽流木乗り選手権(1)自遊心会Joker(2)無鉄砲きりん(3)自遊心会King