山門、仏殿、法堂(はっとう)が国宝に指定されている瑞龍寺を舞台にした「夜の祈りと大福市」が8日、高岡市関本町の同寺で始まった。大伽藍(がらん)が光に照らし出され、来場者は幻想的な世界に酔いしれた。9日まで。瑞龍寺夜の祈り実行委員会主催、国宝瑞龍寺、国宝瑞龍寺保存会、市下関校下連合自治会、北日本新聞社など共催。
国宝3棟が厳かに浮かび上がり、来場者は"トイレの神様"として知られる烏瑟沙摩(うすさま)明王の像などを見て回った。
富山市出身の写真家、テラウチマサトさんの作品展や、市内外のご当地グルメを販売する大福市も人気を集めた。
夜の祈りと大福市は午後6時半~9時半で、大福市は午前11時から。運営協力費(入場料)500円、中学生以下無料。問い合わせは北日本新聞高岡支社、電話0766(22)2226。