高岡市の山町筋と高岡大仏周辺、御旅屋通りの活性化に取り組む住民らは23日、3カ所を巡るスタンプラリーを実施する。「高岡山町筋土蔵造りフェスタ」(北日本新聞社共催)のイベント「たかおか軒下マルシェ」と、高岡大仏周辺の「大仏むすび縁日」、御旅屋通りの「タカマチバル」を多くの人に楽しんでもらおうと、互いに連携した。回遊性を高め、まちなかのにぎわいづくりにつなげる。
各イベントを主催する軒下マルシェ実行委(大菅洋介委員長)、高岡大仏周辺街づくり協議会(酒井敏行会長)、タカマチバル実行委(石井大地委員長)が協力した。
軒下マルシェは、山町筋の軒先で飲食や野菜、古書などを販売する。18店が出店し、けん玉や菅笠(すげがさ)作り体験などもある。初開催となる「大仏むすび縁日」は、大仏をライトアップし、台座回廊に園児の大仏塗り絵約200点を展示。境内には飲食6店が出店する。山町筋へ続く坂下町通りには竹灯籠を並べて人々を誘う。タカマチバルは、御旅屋通りのメルヘン広場を中心に客席を設け、飲食店10店の食べ物や飲み物を提供する。
3会場のスタンプを集めると、抽選でドリンク無料券や野菜・加工品、後日使えるペア食事券などがもらえる。
大仏前のブライダルハウスひまわりでは、モダン柄などの浴衣を貸し出す。着付け込みで3500円(通常は着付け別で5千~6千円)で、バルや山町筋の「コンマコーヒースタンド」のドリンク半額券がもらえる。バルでは浴衣のレンタル500円割引券を配る。
18日に高岡大仏前に集まった3団体の代表者らは「高岡のどこに行ってもわくわくできる日になる。みんなで盛り上げたい」と話した。マルシェと縁日は22日も開かれる。