22、23日の両日、高岡市で開かれる「高岡山町筋土蔵造りフェスタ」(北日本新聞社共催)に合わせ、越中福岡の菅笠(すげがさ)製作技術保存会(城山孝会長)が菅笠の体験教室を開く。
19日は会場となる国重要文化財の菅野家(同市木舟町)で打ち合わせを行った。メンバーは「菅笠は高岡の財産。多くの人に親しんでほしい」と話す。
同市福岡地域の菅笠は国重要無形民俗文化財に指定されている。体験教室は参加費200円で、8センチ四方のコースターをスゲで作る。菅笠の展示販売や製作実演も行う。来場者が菅笠を自由に試着して記念撮影できるコーナーも考えている。
打ち合わせには保存会メンバーら4人が参加し、展示や実演会のスペースを確認した。体験教室は山町筋で農作物や飲食物を販売する「たかおか軒下マルシェ」の一環で開く。開催時間は両日とも午後5時~同8時半。