五箇山民謡「こきりこ」の特別披露が21日、南砺市上梨(平)の国重要文化財・白山宮の舞殿で始まり、観光客が素朴な調べとささら踊りを堪能した。9月4日まで。
こきりこの里四季の祭り実行委員会が、県内に観光客が大勢訪れる越中おわら風の盆の時期に合わせて開いた。9月25、26日の「こきりこ祭り」本番のPRも兼ねる。
越中五箇山こきりこ唄保存会が出演し、男性の踊り手はささらを鳴らしながら舞い、女性はシデ踊り、手踊りを披露した。最後は来場者も舞殿に上がり、ささら体験と輪踊りを楽しんだ。
特別披露は毎日正午から。観覧料は大人千円、小中学生500円。問い合わせは五箇山総合案内所、電話0763(66)2468。