高岡食のブランド推進実行委員会(田井佳夫会長)は24日、高岡商工ビルでリニューアルした昆布商品11種類の試食会を行い、関係者約30人が昆布尽くしの品を味わった。9月1日から協力店で提供する。
実行委は高岡市や高岡商工会議所、JA高岡などでつくり、31の飲食事業者が参加する。昆布飯、昆布スイーツ、昆布弁当のジャンルがあり、計62種類の商品をそろえる。
本年度はJRグループと北陸3県が10~12月に実施する大型観光企画「北陸デスティネーションキャンペーン」に合わせて既存商品を改良。「えべす」や「やちゃら」などの郷土料理をおかずに加えたり、昆布の使用量を増やしたりした。
試食会では田井会長があいさつ。高橋市長、川村人志高岡商工会議所会頭、萩原清JA高岡組合長、辻やす子高岡女性アカデミー代表理事が「和食文化の昆布は欧米で注目を集めている」「一目で昆布と分かる工夫が必要」などと感想を述べた。
実行委は昆布商品購入者を対象にしたアンケートを9月15日~12月31日に行い、今後の商品開発に生かす。