「TOGAサマーフェスティバル」が開かれている南砺市利賀村上百瀬の利賀国際キャンプ場グルメ館で29日、同市福野地域で毎年行われている「スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールド」の市民楽団が演奏を披露し、会場を沸かせた。
フェスティバルは、国内外から多くの人が訪れる劇団SCOTの公演「SCOTサマー・シーズン」に合わせ、利賀の自然や食の魅力を発信しようと開かれている。スキヤキはワールドミュージックの祭典で、今年は21~23日に行われた。
利賀を訪れたのは「スキヤキ・スティール・オーケストラ」と「トゥーマラッカ」の2団体。来場者を楽しませるとともに、スキヤキをPRすることで二つの国際イベントを互いに盛り上げていこうと演奏を披露した。
「スキヤキ・スティール・オーケストラ」は、18人が左右にステップを踏みながらスチールドラムを演奏。観衆が軽快な音色を楽しんでいた。
市民楽団の演奏は30日と9月5、6日にも行われる。フェスティバルは金、土、日曜を中心に7日まで開かれており、屋台村やバー、自然体験など多彩な催しがある。問い合わせは実行委事務局の市利賀行政センター、電話0763(68)2111。