三井アウトレットパーク北陸小矢部(小矢部市西中野)の来場者を呼び込もうと、おやべ・まちなか芸術祭が20日、市中心商店街で開幕した。商店主が手作りした遊び心あふれるアートや園児が描いた布絵などが通りを彩り、訪れた人が楽しんだ。23日まで。
商店主アート展には石動駅前から市商工会館に至る通り沿いの35店が参加。クリーニング六谷(同市中央町)は古い着物をほどいてのれんにして店先につり下げた。商売にちなんで昔懐かしいたらいを使って洗濯するかっぽう着姿の女性を表現した人形も飾り、訪れた人からは「本物と思った」「祖母を思い出す」と声が上がった。店を営む六谷久美子さん(66)は「アートでまちなかがぱっと明るくなったよう。通りを歩く人もいつもより多い」と声を弾ませた。
高野米穀店(同市中央町)は米袋を重ねて造形した亀、古代米のわらと古木を組み合わせたオブジェを展示。食事・雑貨のペコット!(同市石動町)は、農作業姿の人がくつろいでいる様子の人形を飾った。
北日本新聞情報発信館(北日本新聞小矢部西部販売店)では小矢部作家チャリティー展が開かれ、33人が絵画や書、工芸など45点を出品した。売り上げの7割は市内に開館したアートハウスおやべの支援費として活用してもらう。
まちなか芸術祭は市商工会や市芸術文化連盟などでつくる実行委が初めて企画。22、23の両日はクラフトマーケットも開き、県内外の27店が手作り雑貨を並べる。