記念手拭いを首に掛け、観客と地元の踊り手が心行くまで楽しんだ総踊り=南砺市城端

記念手拭いを首に掛け、観客と地元の踊り手が心行くまで楽しんだ総踊り=南砺市城端

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夜更けまで総踊り 城端むぎや祭最終日

北日本新聞(2015年9月21日)

 南砺市の第65回城端むぎや祭は20日、最終日を迎え、城端中心部の西町通りで締めくくりの総踊りを繰り広げた。踊り手や住民たちの踊りの輪に観光客も次々と加わり、2日間にわたった祭りが終わるのを惜しむように夜更けまで楽しんだ。同祭協賛会主催、北日本新聞社共催。

 踊り手たちが地方(じかた)を乗せたやぐらを囲むように輪をつくり麦屋節の笠(かさ)踊りや手踊りを始めると、哀愁を帯びた音色に誘われ、観光客も次々と輪の中に入り踊りに興じた。

 踊りの参加者には「むぎや節新歌詞」の上位3歌と城端の風景を染め抜いた記念手拭いが贈られた。手拭いは同祭協賛会が北日本新聞社の協力で作り、シルバーウイーク開催のことしは昨年より200本多い1500本を配った。

 総踊りに先立ち、むぎや踊りパレードが行われ、地元の婦人会員ら約200人が国道304号の出丸町から城端曳山(ひきやま)会館前までを練った。

 最終日はこのほか、むぎや踊り競演会が城端別院善徳寺前特設舞台と城端伝統芸能会館じょうはな座であり、街並み踊りも4カ所で行われた。

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