福光のバットとポスターを手にリアル野球盤大会への参加を呼び掛ける北清所長

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福光バットで本塁打狙え! 10月、リアル野球盤大会

北日本新聞(2015年9月26日)

 バットの町・福光をPRする第2回小学生リアル野球盤大会(北日本新聞社後援)が10月24日、南砺市福光公園グラウンドで開かれる。卓上ゲームの野球盤に見立てたグラウンドで児童が福光産の木製バットでボールを打って得点を競う。近くのバット工場と南砺バットミュージアムを無料で見学できる特典を付け、参加チームを募っている。

 福光地域は木製バット生産の全国シェア約5割を誇り、プロ用も多く手掛ける。大会は、富山の野球少年たちの夢を膨らまそうと、地元の商工会や観光協会でつくる福光地域歴史と文化が薫るまちづくり事業実行委員会が開く。

 5人1チームで、ホームラン、ヒット、アウトなどのゾーンを設けたグラウンドでバッティングティーに載せたボールを順に打つ。3アウトで1回終了とし、5分の制限時間内に挙げた総得点で優勝を争う。参加チームには工場見学などの特典のほか、木製バット1本と当日、福光中心商店街で開かれる「百縁市」の買い物券千円分が贈られる。

 市商工会福光事務所の北清俊一所長は「スポーツイベントだが、野球好きの子どもたちが地域の商店街に親しむきっかけにもしたい」と話す。

 参加費は1チーム千円で申し込みは10月2日まで。問い合わせは同事務所、電話0763(52)2038(平日)。

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