JR城端、氷見両線で10日から観光列車「ベル・モンターニュ・エ・メール」(愛称・べるもんた)が運行するのに合わせ、JR新高岡駅の「おみやげ処(どころ)高岡」に7日、沿線の特産品を集めた特設コーナーがお目見えした。JR西日本グループの女性社員4人が厳選した菓子や雑貨などをそろえ、観光客を迎える。
女性の目線で北陸の魅力を発信する「ガールズJRホクリク」企画の第4弾「観光列車おもてなしプロジェクト」の一環で、ジェイアールサービスネット金沢が設置した。
店頭に並べたのは、女性社員が実際に高岡、氷見、砺波、南砺の沿線4市を歩いて選び出した約30種類。米粉クッキーや干し柿のアイス、イワシのアンチョビー、チューリップの球根、しけ絹のコースター、スズの器など、地域に根ざした商品がそろう。
売り場はフランスのマルシェをイメージし、ワゴン型の什器(じゅうき)を使用。それぞれの商品には社員がコメントを手書きしたキャプションを添えた。
プロジェクトメンバーでジェイアールサービスネット金沢営業推進部の西村佳子さん(26)は「この地に来ないと買えない、こだわりの逸品を選んだ。それぞれの店に直接、足を運んでもらうきっかけになればいい」と話した。約3カ月間販売し、期間中に一部商品を入れ替える。