「スカイフェスとなみ2015バルーン大会」は10日、砺波市で開幕し、カラフルな熱気球29機が秋空を彩った。12日まで。
砺波チューリップ公園前の中村グラウンドに集まった29チームは気球を膨らませ、朝の光を浴びながら次々と離陸した。とやま気球連絡会が組織する実行委員会によると、初日は風が穏やかでコンディションは良好。各チームは、地上のターゲットの近くにマーカーを落とす競技「ヘア・アンド・ハウンド」を実施しながら、高岡市戸出周辺まで飛行を楽しんだ。
同グラウンドではロープでつないだ気球で約25メートル上空まで上がる体験搭乗会もあり、人気を集めた。
同連絡会は毎年、搭乗会の収益金で購入した車いす2台を砺波善意銀行に寄付しており、開会式で松田浩壮実行委員長が齊藤副市長に目録を贈った。