五箇山合掌造り集落世界遺産登録20周年を記念して30日夜、南砺市相倉(平)、菅沼(上平)の両集落が同時にライトアップされるのを前に、相倉集落で29日、試験点灯が行われた。合掌造り家屋21棟が27基のライトに照らされ、秋深まる静かな山里の夜に幻想的に浮かび上がった。
30日は相倉、菅沼両集落に加え、菅沼集落に隣接する五箇山合掌の里もライトアップされる。
合掌の里では同日午後5時から石井知事、田中南砺市長、両集落住民らが出席する記念式典が開かれ、フルカラーLED(発光ダイオード)の多彩な光で合掌造りを照らし出す。
点灯時間は両集落、合掌の里ともに日没から午後8時。