伊那市高遠町の高遠城址(じょうし)公園で31日、「信州・伊那高遠城址もみじ祭り」が始まる。実行委員会に加わる市観光協会高遠支部によると、園内の紅葉は見頃を迎え、赤がさらに明るさを増していく。30日も写真を撮る人や家族連れでにぎわった。
今年は「秋まつり」から名称を変更し、11月8日まで。連日、高遠そばの新そばまつり(午前10時〜午後2時)や菊花展を開く。1日午前11時から高遠太鼓、3日午後1時から高遠ばやし、8日午前11時、午後1時から信州高遠藩鉄砲隊の砲術演武を予定。手作り品を展示、販売する「クラフトライフ」(31、1日)、地酒や物産品の販売もある。
31、1日は「山麓一の麺街道フェスタ」を同時開催。午前10時〜午後3時ごろに、高遠そば、ローメン、木曽のすんきとうじそば、高山ラーメンなど国道361号沿線の名物麺料理を販売する。
30日に訪れた岡谷市の男性(74)は紅葉にカメラを向け、「自分なりにいい写真が撮れた」と話していた。