南砺市の世界遺産・相倉合掌造り集落(平)で収穫したことしの「世界遺産米」が31日、集落内の土産店で発売された。
相倉集落では毎年、「みんなで農作業の日」in五箇山実行委員会が棚田オーナー事業を行い、県内外から参加したオーナーがわせ品種「てんたかく」を昔ながらに手植え、手刈り、はさ掛けしている。オーナーへの配布分を除いた一部を「世界遺産米」の銘柄で販売している。
ことしは40袋限定で一袋(精米1・5キロ入り)千円。売上金は全て集落の農地や景観保全に役立てられる。「茶店まつや」と「合掌茶屋相倉屋」で20袋ずつ扱っている。