砺波市中野公民館は、かつて中野地区で盛んだった子供連中による「踊るヨータカ」について調査し、結果をまとめた。8日の同地区公民館まつりの特別展示「中野の子どもヨータカ」で披露する。
中野地区の田祭りのヨータカは、出町、庄川地区などで行われている夜高行燈(あんどん)の練り回しとは異なる。みこしと一緒に男児が地区内の全戸を回り、踊りと唄を披露する。踊って回るヨータカは市内で同地区だけという。
行事は数え14歳の男児が親方となる子供連中が運営。子供連中が五つあったが、1960年代に途絶えた。近年、中野1区が一部復活させた。