全国20産地が製作体験ブースを設け、38産地の工芸品が展示されている会場=高岡テクノドーム

全国20産地が製作体験ブースを設け、38産地の工芸品が展示されている会場=高岡テクノドーム

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伝統的工芸品フェスタが開幕 高岡

北日本新聞(2015年11月7日)

■全国の職人技光る 

 「全国伝統的工芸品フェスタin富山」が6日、高岡市二塚の高岡テクノドームを主会場に始まった。全国各地の伝統の技が光る工芸品の展示や職人による製作体験指導などを通し、伝統的工芸品の魅力を伝える。8日まで。

 高岡テクノドームでは、製作体験できる「伝統工芸ふれあい広場」(北日本新聞社後援)が始まり、高岡銅器や高岡漆器、加賀友禅、博多人形など全国20産地がブースを設けた。来場者は職人の手ほどきを受けながら熱心に小物作りに取り組んだ。

 会場中央には、高岡の伝統工芸の粋を集めた二番町の高岡御車山(みくるまやま)が飾られた。「全国くらしの工芸展」では西陣織や九谷焼など38産地の工芸品を展示販売。「富山伝統工芸品フェスタ」もあり、高岡銅器、高岡漆器、井波彫刻、庄川挽物(ひきもの)木地、越中和紙の工芸品がずらりと並んだ。

 台湾製品の展示や有田焼と他産地のコラボ展も開催。屋外には車内装飾に井波彫刻や越中和紙を用いた光岡自動車(富山市)のコンセプトカーが展示された。国内外のバイヤーらと県内外の伝統工芸関連業者の商談会もあった。

 合同開会式では主催者を代表し、石井知事と安藤重良伝統的工芸品産業振興協会代表理事があいさつ。柴田巧参院議員、横山栄県議会議長が祝辞、高橋市長が歓迎の言葉を述べ、関係者でテープカットした。越中五箇山こきりこ唄保存会による演舞もあった。

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