南砺市福光、城端地域の富山干柿(ほしがき)出荷組合連合会(仲筋英生会長)は今シーズンから「富山あんぽ柿」の少量パック(3~4個入り)を試験的に販売している。核家族化、少子化で増える少人数の家庭向けや観光客の手土産用としての需要を見込む。
1週間ほどの乾燥で仕上げるあんぽ柿は半生のゼリー状で通常の干し柿より軟らかく口当たりの良さで人気が高い。これまでは全て7~9個入りの箱詰めで出荷していたが、ことしは今月末までに出荷する約100万個のうち1割ほどをパック詰めで流通させる。同連合会は好評なら来年から本格販売したいという。
パック詰めはSサイズ4個入り500円、Mサイズ4個入り750円、Lサイズ3個入り800円。