輪島商工会議所はNHK連続テレビ小説「まれ」放映を契機とした「スイーツの里」づくりで、新たな焼き菓子「能登のゆめ」を完成させた。金沢市で10月に開かれたスイーツコンテストで優勝した専門学校(新潟市)と共同開発し、輪島市の揚浜(あげはま)製塩を生かした5種をそろえた。「まれ」の舞台である輪島のスイーツの目玉に位置付け、12月中旬をめどに市内土産物店などで販売を始める。
会議所や市などが朝ドラ放映に合わせて「まれ活性化実行委員会」を組織しており、ドラマで取り上げられた塩田の塩を使ったオリジナル商品を検討していた。
共同開発したのは「にいがた製菓・調理師専門学校えぷろん」で、「いしかわスイーツ博」(北國新聞社後援)のコンテストに出場した製菓技術のチームが1位になっている。国内・国際コンテストで入賞の常連校で、センスや技術を見込んでタッグを組んだ。