12、13の両日に高岡市で初めて開かれるイベント「高岡まちなかクリスマス カローリングフェスティバル2015」を前に、氷上で行うカーリングを床で楽しめるようにしたスポーツ「カローリング」の体験会が5日、会場となる高岡市下関町のクルン高岡で始まった。開放時間は午後1時~同5時。6日まで。
カローリングは、カーリングのストーンに当たる「ジェットローラー」と呼ばれる円盤をサークルに向かって滑らせ、ポイントを競う。ルールが簡単で、幅広い世代が楽しめるスポーツとして県内でも人気が広がっている。
専用コート(長さ11メートル、幅2・4メートル)は、あいの風とやま鉄道高岡駅改札前の万葉ロードに3面、クルン高岡地下街に4面を用意し、そのうち4面を使用した。体験会は参加無料、申し込み不要。コートは7~11日も開放する。
参加者は県カローリング協会のスタッフの指導を受けながら、和気あいあいと競技を楽しんだ。富山市上飯野新町の中田与四男さん(69)は万葉ロードで初めて競技を体験。「簡単そうで意外と力加減が難しい。町内の仲間にも勧めたい」と話した。
イベント本番は小学生以上が3人1チームでエントリーでき、体験会会場でも参加を受け付けている。参加費は1チーム1500円(税込み)。市や市商工会議所、高岡ステーションビル、北日本新聞社などでつくる高岡駅周辺活性化推進実行委員会主催。