来春のとなみチューリップフェアで砺波市美術館前に初めて設ける「花と緑の市民ガーデン」(仮称)に飾るプランターへの球根と花苗の植え込みが7日、同市中村のチューリップ四季彩館で始まった。植え込みには市民100人が協力し、チューリップなど鮮やかな花々で幾何学模様を織りなし、来場者に楽しんでもらう。
来春のフェアは65回の節目を迎えることから、市花と緑と文化の財団が企画。10日まで市内各地区の花と緑の銀行砺波支店地方銀行頭取とグリーンキーパーが同財団職員と一緒にプランターや鉢計1500個にチューリップ球根やパンジー、ビオラの花苗を植え込む。
来年4月22日から5月5日までのフェア期間中、市美術館前に花々が幾何学模様を描くようにプランターを並べ、同館3階から眺めてもらう。プランターはフェア終了後は各地区で活用する。
7日は市民25人が作業に取り組んだ。花と緑の銀行砺波支店出町地方銀行頭取の源通清信さん=同市表町=は「新たな試みで観光客を迎え、花のまち砺波を盛り上げたい」と話した。