あいの風とやま鉄道高岡駅(高岡市下関町)の瑞龍寺口(南口)を彩るイルミネーション「万葉の煌(きら)めき」が10日始まった。雪吊(つ)り状に配置した計1万2千個のLED(発光ダイオード)が高さ約10メートルの樹木4本にともり、幻想的な光の演出が駅利用者らを楽しませている。来年3月3日まで。
国宝瑞龍寺やJR新高岡駅がある駅南地区のにぎわい創出を目的に、高岡市ディスプレイ協会(山本務会長)が毎年実施。4年目のことしはファミリー層を喜ばせようと、クリスマス仕様のイルミネーションを企画した。今月25日まで期間限定でサンタクロースやトナカイのオブジェを飾り付けている。
午後5時半から点灯式を行い、山本会長が「素晴らしい光を多くの人に堪能してほしい」とあいさつ。今井正行下関校下連合自治会長、中川加津代市議が祝辞を述べた。
カウントダウンに合わせてスイッチを押すと、白と青の光が鮮やかに浮かび上がった。
点灯時間は午後5時~午前0時。同協会はイベントの会場設営や展示などを手掛ける市内の企業で構成する。