砺波地方在住やゆかりの作家を紹介する「となみ野アート 居島くに子洋画展」が11日、砺波市太郎丸の北日本新聞砺波支社ギャラリーで始まった。小矢部市石王丸の洋画家、居島くに子さん(65)が、女性や子どもを中心に描いた32点を紹介している。20日まで。北日本新聞社主催。
居島さんは40歳のころに洋画家の林清納さんに師事。県展賞や二紀展奨励賞を受賞してきた。
女性をモチーフとした大作「白い風が吹く刻(とき)」シリーズは7点あり、女性がもの思いにふける空白な時間をモノクロ調で描いた。「刻のメモリー」は女性と児童の3組を表現。その中の1組は居島さん親子で、過去の写真を見ながら描いた。