氷見市海浜植物園(同市柳田)の企画展「真冬の南国になりたい植物園」が19日、同園で始まった。富山大芸術文化学部と連携した催しで、学生たちが手作りした動物のモニュメントを温室に展示し、植物と合わせて南国気分を演出している。初日はランプシェードやテラリウム作りの体験教室もあり、訪れた親子連れらが楽しんだ。企画展は来年2月14日まで。
富山大の「事業計画立案演習」を受講する3年生を中心とした13人が、冬場の誘客につなげるアイデアを出してほしいと依頼を受け、授業の一環として企画した。
学生たちは針金と紙を使い、トラやワニ、キツネザル、フラミンゴなどをモチーフにした10種類のモニュメントを制作。風船やLED(発光ダイオード)によるイルミネーションで温室内を彩った。