高岡、射水両市を結ぶ路面電車・万葉線の「新酒おでん電車」のデモンストレーション運行が21日行われた。両市の関係者24人が、赤ちょうちんの掛けられた車内で日本酒とおでんを味わった。
万葉線株式会社(高岡市荻布)が2009年から行っている冬の名物行事。コースは高岡駅発着と中新湊駅発着から選ぶことができ、1時間35~45分で往復する。
この日、一行は高岡駅を出発。同社の竹平栄太郎社長、高橋正樹高岡市長、夏野元志射水市長があいさつし、万葉線を愛する会の多田慎一会長が乾杯の発声を行った。参加者は升に入った酒と熱々のおでんを口にし、親睦を深めていた。
運行期間は25日~3月12日(日曜運休)。団体貸し切りのみで、定員は25人。価格は5万円(日本酒、おでん代含む)。そのほかの酒類、おつまみの持ち込みは自由。予約、問い合わせは同社、電話0766(25)4139。