雪が降りしきる中、ライトアップされた合掌造り家屋を背景にささら踊りを披露する踊り手=南砺市菅沼

雪が降りしきる中、ライトアップされた合掌造り家屋を背景にささら踊りを披露する踊り手=南砺市菅沼

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民謡響く山里の冬 菅沼合掌集落でライトアップ

北日本新聞(2016年2月7日)

 南砺市上平地域のライトアップイベント「四季の五箇山 雪あかり」が6日、世界文化遺産の菅沼合掌造り集落で始まり、県内外から訪れた約1500人の観光客が光に包まれた山里の雪景色と五箇山民謡の共演を楽しんだ。 

 地元有志でつくる実行委員会(西敬一委員長)が企画。約40基のライトで合掌造り家屋9棟などが照らされた。雪上特設舞台では、越中五箇山民謡保存会の踊り手が「といちんさ」「こきりこ」を披露し幻想的な雰囲気を盛り上げた。集落を見渡せる国道156号の歩道にも200人近い写真愛好家らが並び、盛んにシャッターを切っていた。

 北陸新幹線を利用した首都圏からの観光客も多く、実行委員会によると、菅沼集落周辺では日中を含めると2千人以上が訪れたという。7日も午後5時45分と7時からの2回、五箇山民謡が披露される。

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