壁に身を隠しながら球を投げ合う選手=城南屋内グラウンド

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雪はなくても伝統の"雪合戦"に26チーム 南砺

北日本新聞(2016年2月8日)

 雪合戦の競技大会「ザ☆雪合戦なんと2016」が7日、南砺市城端の城南屋内グラウンドで開かれ、一般の部と小学生の部で計26チームが熱戦を繰り広げた。一般の部ではOZ(南砺市)、小学生の部ではアイスペガサス(同)が優勝した。

 城端地域体育協会や地元のNPO法人クラブJoyなどでつくる実行委員会(山田清志委員長)が開き23回目。競技は近くの広場で行う予定だったが、雪不足のため屋内で実施。雪玉の代わりにお手玉状の公式球を使用した。

 一般の部には中学生以上の選手が参加し、県内と愛知県の20チームがエントリー。小学生の部には南砺市と金沢市の6チームが出場し、ともに予選リーグと決勝トーナメントで頂点を競った。

 試合は7人対7人の対戦形式で、選手はコートの両サイドに分かれ、壁に隠れながら球を投げ合った。時間内に球に当たらなかった人数が多かったり、相手陣地のフラッグを奪ったりしたチームが勝ち星を得た。

 3月に長野県で開かれる第3回日本雪合戦選手権の北陸予選会を兼ねて開かれ、一般の部で優勝したOZと、準優勝の城中野球部(南砺市)が同選手権への出場権を得た。

 ▽一般(3)teamNR(南砺市)(4)ウエスタンクルー(同)▽小学生(2)スノーペガサス(南砺市)(3)福光野球スポ少(同)

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