南砺市井波地域の冬を彩る「アイスフェス」が13日、いなみ木彫りの里一帯で始まり、井波彫刻の熟練の技によって作り上げられた「氷の彫刻」が注目を集めた。14日まで。
井波チェーンソーアート倶楽部の彫刻師6人が氷の塊(高さ55センチ、幅50センチ、厚さ30センチ)をチェーンソーで削って、形をつくり、のみを使って精巧に彫り込んだ。計11体を仕上げた。
えとのさるは、見ざるのポーズやウオークマンを聴く様子など、さまざまなスタイルで、作者の発想の豊かさをうかがわせた。「ミロのビーナス」や馬などにも挑戦していた。
恒例の名物「コロちゃん弁当」が販売され、限定20個の「プレミアム」版も販売開始から5分で売り切れた。イワナ塩焼き、利賀そば、地元農産物販売コーナーもにぎわった。北日本新聞社後援。