初水揚げされたシロエビ=新湊漁港

初水揚げされたシロエビ=新湊漁港

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シロエビ漁が解禁 新湊漁港に初水揚げ

北日本新聞(2016年4月2日)

 富山湾の春の味覚・シロエビの漁が1日解禁され、射水市八幡町の新湊漁港に初水揚げされた。初日の水揚げ量は2851キロで例年の約2倍。北陸新幹線開業に伴い知名度が高くなって価格が上がったことや、ご祝儀相場により、昨年の初水揚げの約1・5倍の高値で取引された。浜は「富山湾の宝石」の豊漁と高値に活気づいた。

 早朝から新湊漁協に所属する小型底引き網漁船5隻が沖合2~3キロ、水深約200メートルの漁場で操業。体長10センチほどで全身が透き通った淡いピンク色のシロエビを籠に入れ、次々と水揚げした。

 シロエビは北陸新幹線開業で全国的に知名度が上がり、昨年は価格が高騰。関係者は今年も人気が続くとみており、「漁獲量が例年通りであれば、価格は高いままになりそう」と話す。

 この日競り落とされたシロエビは県内のスーパーや地元の飲食店、大都市圏の市場などに出荷された。漁の最盛期は6~7月で、11月末まで続く。

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