駒ケ根市福岡の馬見塚(まみづか)公園で約130本のミツバツツジが見頃を迎え、8日夜、地元有志の「馬見塚公園ライトアップ会」は現地で点灯式を開いた。公園にはソメイヨシノなども植わり、咲き誇る花々を柔らかな光が照らした。
点灯は9年目。ミツバツツジは推定樹齢100年といい、「放っておくのはもったいない」と始めた。樹勢が弱まっている木もあり、同会は剪定(せんてい)などの手入れを進めていく考えだ。会長の熊谷祐三さん(80)は「先人が植えた木を、後世に引き継ぎたい」と話していた。
ミツバツツジは20日ごろまで楽しめそうという。点灯時間は午後6時〜11時で、今月末まで続ける。